こんにちはCantomです。
先週は株価が強い相場となりましたね。
先週は先行きが読みづらい状況となっており分析の精度として微妙な着地となってしまいました。
30年債に目を向けると一週間を通して3.70%辺りに壁があり4度ほどをトライしましたが、結局ブレイクアウトする事ができずにズルズルと落ちてしまう結果となりました。TBFで入っていた場合は一週間でマイナス1%程度となってしまいました。今週は2023年一回目のFOMCが開催される予定です。ボラティリティの上昇が想定されるので要注意です。
それでは今週の戦略を練っていきましょう。
Contents
中長期の視点と戦略
中長期の基本戦略には大きな変更なしですが1点重要なアップデートがあります。
長期的なスタンスとしてはFRBの金利引き上げ終了が近いと判断し、米国債券への投資を積極的に検討すべき時期との判断を堅持します。
また中期的には株価全体は緩やかな上昇かレンジ相場を形成する流れが続き、FRBが金融緩和を検討し始めるであろう頃に、本格的なクラッシュが再開すると見ています。恐らくは2023年後半から2024年の早い時期となるとの想定です。急激な金融引締めの悪影響は確実に現れます。
各国の中央銀行は自分たちの影響力を過小評価していたと考えています。コロナ禍以降の高いインフレ率は異次元の金融緩和の影響が大きく、現在進められている金利引き上げとQTは、その間違いを修正するためのプロセスです。今回は急激な引締めという逆方向の政策で同じ間違いが繰り返されると思います。
今回の利上げ後も過去数十年と同じパターンになると考えれば、金利引き下げが近づく頃に資源相場の崩壊、株価クラッシュ、VIXの暴騰、といった現象が起こり始めると思います。インバース商品で短期間で莫大な利益が得られる可能性があります。2023年は債券銘柄を中心に構築し、全体のポジションは軽くしてチャンスに備えておきましょう。(インバース取引を行わない場合は債券は強力なリスクヘッジになります。)
【1月24日時点での追加事項】
原油先物市場で期先のコントラクトがコンタンゴに戻りました。これはマーケットが将来の供給が需要を上回る期待が高いことを示唆しています。今後、原油の価格下落が加速する可能性があるため要注意です。ChatGPTを使った興味深い会話実験を行ったので興味がある方は読んでみてください。
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特集:ChatGPTを使った理論の検証 - バックワーデーションからコンタンゴへの転換
ChatGPTを使い過去のケースを検証する! Contents1 ChatGPTを使い過去のケースを検証する!1.1 ChatGPTとの実際の会話(英語)1.2 ChatGPTとの実際の会話(日本語訳 …
短期的な視点と戦略
それでは今週も短期的なチャンスがないか探って見ましょう。
主要な経済指標