Cantomの推薦図書

このページではCantomが過去に読んで有益だと思った書籍を紹介します。

The Return of Depression Economics and the Crisis of 2008

2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンによる不況論に関する書籍です。彼は一般層の読者でもイメージがしやすいモデルを使って明快に不況時に起きていることを解説しています。中央銀行の役割を誰でも分かりやすく説明しています。本書の中では触れられてはいませんが、ベビーシッター協会のモデルの話には続きがあってチケットをバラマキすぎた結果にインフレが発生しました。コロナ禍以降のインフレと綺麗に重なります。古い書籍ですがこの本を読む事で、リーマンショック、コロナ禍、そして次のクラッシュで起きる事がイメージできるかもしれません。(洋書ですがオススメです。)

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21st Century Monetary Policy: The Federal Reserve from the Great Inflation to COVID-19

2022年にノーベル経済学賞を受賞したベン・バーナンキが金融政策の歴史を語ります。ベン・バーナンキはFRB総裁としてリーマンショック後に異次元の金融緩和を行ったことで非常に有名だと思います。本書では20世紀の金融政策の解説から始まり、21世紀以降の金融政策について話はシフトしていきます。バーナンキが彼以降の金融政策に与えた影響はとても大きいので、彼が何を考えて行動をしていたのかを知る事は投資家として価値がありました。(こちらも洋書ですが比較的平易な英文で書いてあります。)

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