こんにちはCantomです。
先週は上下に行って来いの難しい相場でしたね。
僕は中国株のショートで入っていましたが、ベア勢としては地合いが悪く早急な撤退となりました。(8.41で逃げることができたので、良い撤退ができました。)
中国市場は相場操縦も大いにあり得る特殊な市場である為、上下運動のどちらにおいても米国投資に集中すべきと心得た一週間です。(これはCantomとの相性によりますねw)
現在のマーケットは上にも下にも長く乗れるトレンドを形成しにくい地合いだと考えています。損益のどちらであっても短いインターバルでポジションをクローズし、ポジションも控えめにしてリスクを限定していくのが良い地合いでしょう。
中長期の視点と戦略
長期的なスタンスとしてはFRBの金利引き上げ終了が近いと判断し、米国債券への投資を積極的に検討すべき時期との判断を堅持します。
また中期的には株価全体は緩やかな上昇かレンジ相場を形成する流れが続き、FRBが金融緩和を検討し始めるであろう頃に、本格的なクラッシュが再開すると見ています。恐らくは2023年後半から2024年の早い時期となるとの想定です。急激な金融引締めの悪影響は確実に現れます。
各国の中央銀行は自分たちの影響力を過小評価していたと考えています。コロナ禍以降の高いインフレ率は異次元の金融緩和の影響が大きく、現在進められている金利引き上げとQTは、その間違いを修正するためのプロセスです。今回は急激な引締めという逆方向の政策で同じ間違いが繰り返されると思います。
今回の利上げ後も過去数十年と同じパターンになると考えれば、金利引き下げが近づく頃に資源相場の崩壊、株価クラッシュ、VIXの暴騰、といった現象が起こり始めると思います。インバース商品で短期間で莫大な利益が得られる可能性があります。2023年は債券銘柄を中心に構築し、全体のポジションは軽くしてチャンスに備えておきましょう。(インバース取引を行わない場合は債券は強力なリスクヘッジになります。)
2022年11月頃からこの長期戦略を継続中です。2023年は意外と株式相場が強い可能性がありますが、下落のエネルギーを溜めている段階と警戒しておきたいです。
短期的な視点と戦略
もう少し短めのタイムフレームで投資のチャンスがないか探ります。
主要な経済指標