米国株式インデックスS&P500に連動するブル型ETFについて解説します!
こんにちはCantomです。
この記事では人気の米国株式インデックスのS&P500に連動したETFを3種類紹介します。正の相関があるブル型と負の相関があるベア型の商品にわかれますが、この記事では正の相関があるSPY、SPUU、SPXLについて解説します。S&P500インデックスに含まれる会社は、非常に強い会社なので安心感が高いので積み立て投資の対象としても人気です。
債券ETFのTLTとTMFについてはこちらの記事をチェックしてください。
Contents
S&P500インデックス連動型ETFのポイント
僕はSPYの様な株式インデックスETFに投資をする際に次の様なメリットがあると考えています。
- インデックス型の商品のため破綻して価値がゼロになる心配がない。
- 株価上昇と配当金が期待できる
- 安定した成長が見込めるため長期積み立て保有に向いている。
- 変動率が控えめなため初心者でも大ケガをしにくい
- FRBが金融緩和フェーズにある時に上昇が期待できる
5番については暴落中の金融緩和の初期は手を出さないようにしましょう。一般的に金融緩和が打ち止めになった頃から地合いが良くなってきます。
SPYについて
S&P500 (SPX)インデックスの価格変動と連動した商品です。今後の成長が約束されているものではないですが、30年以上の時間をかけて10倍位に成長をしてきました。値動きは小さいですがそれはリスクが低いことも意味しています。投資家視点ではクラッシュが来た時はチャンスと捉えて資産を振り分けられるように準備をしておきたい商品です。
正式名称 | SPDR® S&P 500® ETF Trust |
ティッカー | SPY |
管理会社 | SSGA |
マネジメント費 | 0.0945% |
ホールディング | Apple, Microsoft, Amazonなど多彩な構成(詳細は公式ページ) |
公式ページ | https://www.ssga.com/us/en/intermediary/etfs/funds/spdr-sp-500-etf-trust-spy |
SPUUについて
S&P500 (SPX)インデックスの価格変動と連動した商品ですが、変動率が日割りベースで200%になっているレバレッジ型の商品です。そのため長期的な変動幅はSPYの2倍とはならない点に注意してください。レバレッジ型の商品はハイリスクなため基本的には長期保有には適さないと考えておくと安全です。
正式名称 | Direxion Daily S&P 500® Bull 2X Shares |
ティッカー | SPUU |
管理会社 | Direxion |
マネジメント費 | 0.75% |
ホールディング | Apple, Microsoft, Amazonなど多彩な構成(詳細は公式ページ) |
公式ページ | https://www.direxion.com/product/daily-sp-500-bull-2x-etf |
SPXLについて
S&P500 (SPX)インデックスの価格変動と連動した商品ですが、変動率が日割りベースで300%になっているハイレバレッジ型の商品です。そのため長期的な変動幅はSPYの3倍とはならない点に注意してください。SPUUよりも更にハイリスクなため基本的には長期保有には適さないと考えておくと安全です。
正式名称 | Direxion Daily S&P 500® Bull 3X Shares |
ティッカー | SPXL |
管理会社 | Direxion |
マネジメント費 | 0.97% |
ホールディング | Apple, Microsoft, Amazonなど多彩な構成(詳細は公式ページ) |
公式ページ | https://www.direxion.com/product/daily-sp-500-bull-bear-3x-etfs |
まとめ
S&P500については得られる情報が多く初心者でも手を出しやすいインデックスだと思います。投資家の志向によって長期目線の積み立てであればSPY、デイトレやスイング向けにSPUUやSPXLといった戦略が使えるのではないでしょうか?自分のリスク許容度と相談をしながら各商品をポートフォリオに入れてみると良いかと思います。
参考になれば嬉しいです。